「ベースボール型ゲーム」についての一考察
- 公開日
- 2017/10/10
- 更新日
- 2017/10/10
校長より
小学校学習指導要領では、中・高学年で「ベースボール型ゲーム」に取り組むことになっています。
この「型」がポイントです。
3年生が校庭で「ベースボール型ゲーム」に取り組んでいます。
いわゆる「手打ち野球」に見えますが、校長が子供のころ遊んでいたものとは全く別物。
ピッチャーはいません。
現代の子供たちの現状では、投げられた球を打ち返すことは難しいので、ティーに乗せた球を自分で打つのです。
打球を捕っても一塁に送球しません。
現代の子供たちの現状では、送球することも、それを捕球することも難しいのです。
昔は、夜になると、必ず野球中継があり、自然に野球のルールを覚えましたし、外遊びも「三角ベース」などの野球を基本とした遊びが中心でした。
しかし、今の子供たちは、野球の経験がほとんどないので、ベースボール「型」ゲームとして、ルールを簡易にするしかないのです。
3年生の様子を見ながら、そんなことを考えていると、転がったファールボールを捕ってアウトかセーフかもめていました。
フェアとファールから教えなきゃならないのか・・・。
ダメだ、こりゃ【校長】