学校日記

きょうの給食 10月7日(水)

公開日
2020/10/07
更新日
2020/10/07

給食室

【献立名】

日本遺産献立 
 〜桑都御膳〜

*かてめし
*桑都焼き(そうとやき)
*絹のお吸い物(きぬのおすいもの)
*梅おかかきゃべつ(うめおかかきゃべつ)
*牛乳
 
 八王子では、古くから養蚕や機織りが農家の大切な仕事でした。絹織物の生産が盛んに行われ、蚕(かいこ)のえさとなる桑畑が広がる様子から、人々は八王子を「桑都」とよびました。北条氏照は、お城のまわりのまちづくりにも力を入れ、生活に必要なものを取引きする市も開かれました。やがて八王子宿として整備され、織物や生糸が盛んに取り引きされるようになりました。

 八王子が「桑都」とよばれていたことにちなみ、桑の葉パウダーを混ぜたマヨネーズソースを魚にかけて『桑都焼き』にしました。『かてめし』の「かて」は「まぜる」という意味です。昔、お米はとても大切な食べ物でたくさん食べることが出来なかったため、人々は野菜などをごはんに混ぜて、量を増やして食べました。『絹のお吸い物』はシルク(絹)パウダーを入れた団子をかいこの「繭(まゆ)」に、そうめんを「絹糸」に見立てたすまし汁です。