5月7日（木）　校長講話　「はじめの一歩」
　
　皆さんＧＷはどう過ごしましたか？
旅行に行ったり、サッカーや野球の試合や練習、家でのんびり過ごしたと言う人もいるでしょう。
　イギリスに王女様が誕生しました。そんな話題もありました。
　校長先生は ＧＷになったら「あれをやろうこれもやろう。」と考えていたのですが、結局、あまりできませんでした。もちろん、できたこともありました。１０個ぐらい計画して５つぐらいしかできませんでした。　
　「あぁあ。」と思う気持ちがありました。でも、できなかった自分をダメだと嫌になるばかりでなく、できたことに目を向けることも大切でしょう。

　今年の校長先生の合い言葉は「チャレンジ」です。
　始業式で、「何かにチャレンジしてみましょう。挑戦してみましょう。」と言う話をしました。
　今朝、３・４年生の教室をのぞかせてもらいました。今学期のめあてが貼ってありました。
　字を丁寧に書く。　漢字を頑張る。　たくさん手を挙げる。　静かに勉強する。
　自分を振り返って、「よし、今学期はこれにチャレンジ！」と、張り切っていることと思います。

　「チャレンジ」するには、まず一歩を踏み出すことが大切です。
　「だるまさんが転んだ」の初めの一歩と同じです。
　それがないと始まりません。
　今の自分にできる小さな一歩でいいのです。
　「明日から始めよう。」とか「６年生になったらやってみよう」とか、そんな、悪魔のささやきに負けないで、「とりあえず」始めてみることが大切だと思います。

　今、自分が簡単にできる小さな小さな一歩から始めるのです。
　勇気を出して小さな小さな一歩を踏み出してみましょう。

　「字を丁寧に」という目標の人は、例えば、「自分の名前だけでも丁寧に書こう。」とか
　「健康な体を作ろう」と言う人は、とりあえず休み時間校庭に出てみるとか
　「勉強を頑張ろう」と言う目標の人は、「宿題ぐらい頑張ってみようかなあ。」「本読みから頑張ってみようか。」
　「牛乳が飲めない」と言う人は、全部と言わず、とりあえず一口　と言った具合です。

　皆さん。チャレンジの第一歩　「初めの一歩」を踏み出してください!