学校視察(ドイツ・ライプツィヒから)
- 公開日
- 2022/07/04
- 更新日
- 2022/07/04
今日のできごと
7月4日(月)2校時に、3名の方が来校されました。ドイツ・ライプツィヒから教員養成関係の先生が2名、創価大学教授の案内で、日本の学校の授業やICT活用の状況を視察する目的での来校です。
まず最初にご覧になったのは、音楽の授業です。2年生が大型モニターで外国の民謡を鑑賞しているところです。熱心に画面を見つめる子供たち。軽快なリズムに体を動かしているところに興味を示され、子供たちの楽しそうな雰囲気に感心されていました。
続いて、6年生の社会科です。「ムラからクニへ」の単元で、タブレットを使って自分の考えをまとめている場面でした。先生方は、子供たちに近づき、「何をしているの?」と直接尋ねられ、6年生は、きちんと返事をしていました。しばらく参観された後、一人1台の端末を持っていることに驚かれ、「これは、個人のものですか?それとも学校のものですか?」と尋ねられました。学校からは、市の施策の概要に触れながら、大型モニターに子供たちの考えが映し出されていくことで意見交流のしやすさに繋がると説明すると、深く頷かれていました。
そして、3番目に、5年「外国語」の授業をご覧になりました。子供たちは、英語で自己紹介のスライドを作っている時、教室に入ると、「おはようございます」に続いて、「How are you?」「I’m fine.」などの会話が生まれました。
先生方は、ほかにもいろいろなところに興味を示され、算数習熟度別のクラスでは、「どうして、こんなに少ない人数で学習をしているのか?」、また、3年生が育てている蚕の繭を一つ一つ見つめて、「この後、どのような学習を進めていくのか?」と尋ねられました。
このように参観された後、先生方はドイツの事情にも触れながら、「教員が一同に会する職員室がなく、日本にはあるので羨ましい」、「給食室があるのですね、ドイツにはありません」などを話されました。
お帰りになる時、「松が谷の子たちは、とても落ち着いていて、いい雰囲気を感じました」との言葉を残されましたので、お知らせいたします。