夏祭り大作戦
- 公開日
- 2022/06/30
- 更新日
- 2022/06/30
今日のできごと
6月30日(木)、2時間目に、特別支援教室「ひだまり」では、小集団の学習指導を行いました。テーマは、「夏祭り大作戦」です。これは、お祭りには欠かすことのできない“お店”を作り、運営をしながら、協働する姿勢をつくることが狙いです。
第1回の授業では、「お祭り」、「出店」、「盆踊りのやぐら」などの写真を見せ、子供たちの関心を高め、それぞれの子が抱いたイメージから、どんなお店を開きたいかを考えさせました。
第2回では、どんな遊びができるお店にすると楽しいか、また、お店を開くために必要なものは何かなどを考えさせていきました。
これまでの話合いの中では、子供たちの意見が分かれることもありました。話合いが滞った時、担当者が、“自分も、友達も、お客さんも楽しめるために”と助言をし、折り合いをつけさせながら、合意形成ができるよう促しました。
そして、今日の学習は、この単元の3時間に当たります。実際にお店を開き、お客さんをもてなしながら、お店を運営していきました。
ご覧の写真は、「お手玉カーリング」「射的」「金魚すくい」のコーナーです。「金魚すくい」では、ペットボトルの蓋や小物などを水に浮かべて金魚に見立て、準備をしました。
その後、実際に職員が3人お客となり、3つのコーナーを回りました。金魚すくいでは、「頑張れ」「もう少し」「うわっ、上手」などと声をかけ、時折、水をかき回して、本当の金魚すくいに似た環境を作りました。
お店を運営しながら、お客さんと一緒になって楽しんでいる子供たち。自然に生まれた笑みと言葉が、本時の振り返りに生かすことができました。