学校日記

友達の心が動く言葉を

公開日
2022/06/22
更新日
2022/06/22

今日のできごと

手をたたいているのは、3年生。雲間から薄日が差し始めた6月22日(水)、国語「俳句に親しむ」の単元で俳句を詠んでいます。
この単元では、易しい文語調の短歌や俳句を音読したり暗唱したりするなどして、言葉の響きやリズムに親しむことが大切です。子供たちは、まず、松尾芭蕉や正岡子規の名句を読みます。次に手拍子をとり、五・七・五の語数を確かめながら音読し、俳句の感覚を学んでいきます。これを何度から繰り返すと、文語ならではの余韻のある読み方になりました。
そして、鑑賞が終わると、今度は、俳句づくりです。「梅雨」をテーマに言葉を集め、その中から一語を選びます。俳句の世界に慣れた授業の後半では、詠むのにも時間がかかりません。担任の「友達の心が動く俳句を」の問い掛けにも反応し、交流の時間には、お互いのよさを読み味わいました。

手をつなぎ渡ってみたい空のにじ
急に雨びしょぬれ帰るおこられる(子供の作品より)