ミャンマー地震緊急募金について
- 公開日
- 2025/04/10
- 更新日
- 2025/04/10
その他
保護者の皆様、本日は全校保護者会、各学年の保護者会にご参会いただきありがとうございました。会の中では校長より、ミャンマー地震緊急募金についての呼びかけをさせていただき、たくさんの募金をいただきました。改めて皆様方のお気持ち、ありがとうございました。募金は明日まで受け付けております。お子様が学校にお金を持ってきた場合は、職員室までお願いします。西玄関で展示していますミャンマーの写真について、案内文を以下に掲載いたします。
『アジアン憧憬』(ミャンマーの写真)
今から24年前、2001年の冬にミャンマーを旅行しました。東南アジアが大好きであちこち歩きまわっている旅好きの自分にとっても、ミャンマーは軍事政権、当時の鎖国的な政策などによって敷居の高い、謎に満ちた国でした。例によって最初の宿すら決めず空港に降り立つと、そこは文字通りの「古き良きアジア」。伝統的な生活様式と信仰を大切にした穏やかで優しい人々の国で、旅行者の自分にどこまでも親切なたくさんの人々との出会いがありました。しかし、ご承知のように、この国はその後も決して平たんな道のりを歩めたわけではありませんでした。民族紛争、軍事クーデターなど、政治的な混乱が日常となり、豊かな地下資源や安い労働力を期待して世界中から投資が集まる一方で、人々の人権弾圧は続いていました。そしてつい先日、この国を巨大地震が襲います。日を追うごとに犠牲者の数も増え続け、多くの国民が苦しい避難生活を続けています。地震をきっかけにすることに複雑な思いもありますが、子ども達にはこの機会にミャンマーという国の現状と、そして魅力を知り、少しでも身近に感じてほしい、と思います。もし、ご賛同いただける保護者の皆様がいらっしゃいましたら、募金活動にご協力いただければ幸いです。
南大沢小学校 校長 安田 尚民