藁縄づくり体験の準備
- 公開日
- 2025/03/13
- 更新日
- 2025/03/13
学校運営協議会
5年生は明日、自分たちで育ててきた南小米の稲わらを使って、藁ない(藁縄づくり)体験をします。お米の文化とは、田んぼに実ったお米を食べるだけでなく、藁を衣類や履物、保存容器などの生活雑貨に使われ、また畑に戻して肥料や保温にも活用する、という生活の隅々にまで関わりのある先人の知恵の塊。こうしたことを現代でも体験できるのはとても貴重なことです。でも、藁があってより合わせたらスルスルと縄がなえる、そんな単純なものではありません。刈り取った藁には短い脇芽やもみ殻、裂けてしまった部分など縄づくりの作業には必要ないものもたくさん含まれています。また、乾燥した藁をそのまま握れば、当然粉々になってしまうので、水を含ませ叩いて強度を持たせること必要。実はそうした大切な下準備を地域の皆様がしてくださっています。明日の体験会に備えての大変な力仕事。田んぼ作りから田植え、管理、稲刈り、そして藁の活用に至るまで、子供たちに丁寧に教えてくださる地域の皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。