腐葉土の中には…?
- 公開日
- 2024/12/11
- 更新日
- 2024/12/11
授業・生活
子供たちが頑張って集めた落ち葉。その後はどうなるのでしょう。学校では東門近くの畑の脇に落ち葉をためる集積場を用意しています。昨年1基、今年度新たに1基、いずれも用務主事さんが余った建材などを使って作製してくれました。でも、落ち葉をためておくだけでは程よく分解されたいわゆる「腐葉土」にはなかなかなりません。微生物や昆虫たちによる分解を促進するため、落ち葉、米ぬか、土を何層にも積み重ねていくことが有効です。学校の給食で取引のある米屋さんに相談すると、快く協力してくださり、去年、そして今年も16キロの米ぬかを提供していただきました。昨年度から熟成していた落ち葉はすでに腐葉土になっており、少し掘り返してみると可愛い幼虫が。このサイズ(長さ5センチほど)はおそらくカナブンです。カブトムシはこの時期既に長さ10センチくらい、丸々と太って冬眠に備えているはずです。子供たちと少し観察してから、土に戻してあげました。できた腐葉土は先日の記念植樹、畑の土づくりなどに役立てており、学校林の循環システムができつつあります。