落ち葉拾い集会
- 公開日
- 2024/12/09
- 更新日
- 2024/12/09
授業・生活
この冬一番の冷え込みとなったこの日、11月から延期になっていた落ち葉拾い集会を実施しました。40周年の記念植樹のイベントも同時に行ったのですが、委員会のメンバーが方法、担当箇所などについて説明をすると、みんな寒さをものともせず、大きなビニール袋に8杯ほどの大量の落ち葉を拾いました。途中「どうして落ち葉を拾うの?」という、極めて真っ当な疑問をつぶやく児童がいたので、終了時に校長から次のような説明をしました。
「落ち葉拾いをどうしてやるのか、考えたことありますか?落ちた葉っぱをそのままにしておくと、校庭はやがて落ち葉や小枝だらけになってしまうでしょう。そうすると休み時間の遊びや体育の授業ができなくなってしまう。そのために用務員さんは毎日落ち葉を掃除してくださっています。用務員さんに感謝の気持ちをもつ、というのも大切ですね。それともう一つ、大事な理由があります。みんなが集めた落ち葉は、畑の脇にある「落ち葉の集積箱」に入れます。この時に米ぬかや水をくわえて時々かき回すと、やがて落ち葉は昆虫や微生物に分解されて、栄養満点の土になるのです。1年前に拾った落ち葉で作った「腐葉土」があります。ぜひ、触ってみてください。そうして作った落ち葉堆肥を畑に撒けば、またたくさんの作物が実ってくれるんですね。今日はたくさんの落ち葉が集まりました。みんなよく頑張りました。」
「わ!幼虫がいる!」「でっかいみみず!」「ホームセンターの土売り場のにおいがする!」去年の落ち葉から作った腐葉土に触れて、みんないろんな気づきがありました。