4年生 研究授業「ユニバーサルデザイン開発プロジェクト」
- 公開日
- 2024/11/28
- 更新日
- 2024/11/28
授業・生活
5時間目の4年生の総合的な学習の時間は「だれにとってもやさしい社会」という単元の終盤「ユニバーサルデザイン開発プロジェクト」という内容でした。この日はこの授業を全教員が参加し授業改善に役立てる校内研究授業とし、授業参観、研究協議、講師による指導講評を行いました。
ヤマザキ動物看護短期大学との連携で実施した補助犬の理解、校内のユニバーサルデザイン、街の中のユニバーサルデザインと体験的に学びを深めてきた子供たち。それらの学習のまとめとして、「よりよい」すなわち「だれにとってももっと優しい」デザインの在り方を考える内容を、今回はクロームブックのオクリンクプラスという協働学習のためのアプリを活用し、意見交換、アドバイスの送信などで考えました。先生の説明から画面上には言葉と図案(ピクトグラム)が表示され、ユニバーサルデザインのよさを実感します。しばらく静かに友達の考えたアイデアを読み込み、改善点について書き込みをしていた子供たちは、やがて「直接聞いてみたい」、「これってどういう意味だろう」と直接のコミュニケーションのよさにもしっかり気づきます。こうしたやり取りが「個別最適な学びと協働的な学び」の融合につながっている点、授業後の協議会でも児童の主体的な様子についての多くの感想が聞かれました。講師には市の教育委員会から横倉指導主事をお招きし、各教科で養った「見方考え方」を総合的な学習の時間の中で応用、活用している児童の様子をたくさん誉めていただきました。