学校日記

夏休みブログ15 戦後77年終戦の日

公開日
2022/08/16
更新日
2022/08/16

6年生

8月15日は終戦の日。テレビでも街中でも戦争当時の特集が組まれています。目の当たりにしない日はなかったのではないでしょうか。

今を生きる現代の若者にとって、日本で起きた戦争は薄れゆく記憶になってきています。昔ほどニュースで取り上げられなくなってきているのは、きっと原爆で被曝した人や戦争を体験した人が超高齢になってきており、年々語り継ぐ人が減少していることもあるでしょう。

しかし、ここにきて今年の2月。原爆保有国であるロシアによるウクライナ侵攻。誰もが分かるあってはならないこと。ロシアは日本にとっての隣国。この戦争は決して人ごとではないことを知ります。
今を生きる子供たちが、戦争に行かないように、戦争という手段で平和を求めないように、いざという時に「正しいことを正しく考えていく力」が求められています。我が国日本を守り、作っていくのが、今を生きる子供たちです。

近年、知覧特攻平和会館へ訪れました。

教師としても戦争の史実を知り、平和を考えられる自分、それを教える相手である子供たちの思考にしっかりと向き合うためです。前校長の高橋(高は「はしご」)先生が、「沖縄のひめゆり、鹿児島の知覧。特に知覧にある特攻平和会館はすごいよ。少年たちの儚い命が最後に飛び立っていった場所。子供たちに戦争と平和を考えさせて教えるなら一度必ず訪れてほしい。」と強く勧めていた知覧特攻平和会館。中の写真は撮影禁止でしたが、ここは限りある命をとことん考えさせられる凄まじい空間でした。

二学期の社会科の授業で太平洋戦争を学ぶ単元があります。取材したことはここで活用していきます。