児童の安全確保及び学校の安全管理の徹底について
- 公開日
- 2014/09/26
- 更新日
- 2014/09/26
学校の出来事
このことについて、東京都多摩教育事務所指導課から情報提供がありました。
多摩地区の公立小学校に在籍する子供が、見知らぬ男から渡された飴と思われるものと飲料を口にした後に意識を失い病院に搬送されて以降、同じような未遂事件が多摩地区各地で発生しています。
つきましては、学校でも指導を徹底いたしますが、下記の内容をもとに、子供たちに対する具体的な指導をご家庭でもよろしくお願いいたします。
記
1.学校における取組について
(1)児童に対する具体的な指導
1見知らぬ人からの呼びかけや誘いがあっても、絶対に応じないようにする。特に、見知らぬ人から食べ物や飲み物をもらったり、口にしたりしないようにする。
2見知らぬ人からの呼びかけや誘いがあったり、不審者を見たりした場合は、直ちに、保護者、教職員、「子供110番の家」等、大人に知らせるようにする。
(2)緊急時の学校の対応例
児童の安全に関する情報を学校が把握した場合には、以下の対応を行う。
1学校を管轄する教育委員会へ速やかに第一報を報告する。
2正確な情報を収集し、管理職を中心に全教職員で情報共有を行うとともに、具体的な指導方針を確認する。
3収集した情報を適宜、教育委員会に報告し、連携を図る。
4警察にパトロール等の実施を要請するなど、警察との連携を図る。
5PTAや地域住民等、学校支援のボランティアに情報を提供するとともに、学校内外の巡回等の協力を得る。
2.不審者発見のポイント(八王子市不審者対応マニュアルより)
1警視庁の統計では、児童に対する被害の多発時間は、午後2時から午後6時です。(ただし、本市にあっては、昨年12月からの発生時間帯を見ると午前中の事件もあるので特に登下校時は注意を要します。)
2顔が判別出来ないように帽子を深くかぶったり、マスク、サングラス等をしていたりする者。
3児童が集まっている場所(公園、グラウンド)やその周辺で、児童・生徒の動向を必要もなく監視していたり、うろついていたりする者、あるいは児童・生徒の後を追尾している者。
4児童が利用する自転車置場やその付近でウロウロしている者。
5児童が集まる場所やその周辺をうろつき、自分の子どもや友達の子どもがいないのに、カメラやビデオ等を所持していたり、撮影していたりする者。
6車両で、児童が集まる場所等の付近を行き来し駐車している、あるいは児童の後を低速で追尾している者。
3.児童が不審者に遭遇した場合、また情報を得た場合は、速やかに学校・警察へ情報提供をする。