0515校長一日一話
- 公開日
- 2020/05/15
- 更新日
- 2020/05/15
今日の出来事
校長 一日一話
皆さんに伝えたいこと、感じたことやこれからのことを臨時休業の期間中、毎日一話ずつご紹介していきます。
5月15日 「持続可能な開発目標 SDGs」
14日のお話で、SDGs(エスディージーズ)について、書きました。今日は、その続きです。
SDGsは、日本語では、「持続可能な 開発 目標」と訳されています。それは、いったいどういう意味なのでしょうか?
持続可能な開発という言葉をふたつに分けて考えてみると分かりやすいかもしれません。「持続可能」ということは,“今だけではなく,ずっと続けていけること”という意味です。経済や環境、社会や制度などの仕組みを工夫して、未来が豊で幸せであり続けられるということです。「開発」ということは、“今あるいろいろな問題を解決して、みんなが安心して満足した暮らしができるようにする”ということです。貧しい人やおなかをすかせた人がいなくなる、健康で長生きができる、きちんと教育が受けられる、差別されずに平等が守られるなどの環境や社会をつくることになります。
持続可能な開発目標ということは、「自分を含めたみんなの暮くらしや地球を守りながら、いろいろな問題を解決して、豊かで幸せな未来をつくる」ためのみんなの目標ということになります。
では、SDGsに役立つことをしたいなと思ったら、なにからはじめたらいいのでしょうか?
例えば、毎日の生活の中で、SDGsを考えるヒントがいっぱいあります。水や照明をこまめに止めて、水や電気を節約する。地元の野菜や環境にやさしい取り組みをしている製品を買う。紙、プラスティック、ガラス、アルミなどをリサイクルする。移動には徒歩や自転車、公共交通機関をできるだけ使う。買い物にはマイバックを持っていく、など。
そして、大事なこととして、SDGsの目標17に「パートナーシップで目標を達成しよう」ということがあります。それは、いろんな人がおたがいに知っていることを伝えあって,そこから協力してできることを見つけていく。それが,未来の社会を変えていく力になるということです。
学校の授業や活動でも、おたがいに気づいたことや分かったことを伝えあって、そこから、より良い考えややり方を見つけていくことも、SDGsのための行動や練習になると思います。自分でできることを見つけたり、調べてみてください。
SDGsを学ぶためのウェイブサイト
国連広報センター https://www.unic.or.jp/
日本ユニセフ協会 https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/
JAPAN SDGs Action Platform(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
EduTown SDGs https://sdgs.edutown.jp
今日のパワーフレーズ
「遅刻は、相手の時間をうばうこと。」
遅刻は、自分に対しての行動であると同時に、相手に対しての行動です。