学校日記

道徳授業地区公開講座 6年生 「手品師」

公開日
2023/01/22
更新日
2023/01/22

今日のできごと

 腕はいいがあまり売れない手品師が、大劇場のステージで華やかに手品を演ずる日が来ることを夢見て腕を磨いていました。ある日、町でしょんぼりとしている男の子を励ますために手品を見せ、明日も必ず手品を見せると約束します。その夜、手品師の夢である大劇場に出られるチャンスがあると知らせが入ります。迷った手品師は、そのチャンスを捨てて男の子との約束を果たすという話です。 授業では、この話の結末には、他にはどのようなパターンがあるのか考えます。そして、「自分なら、どれを選択すれば、その後、気持ちよく生きていけるのか」を話し合います。この話合いは、合意形成に向けて子供たちそれぞれの価値観を示し合うことが重要です。他者との交流により、それぞれの価値観によって選択が違うこと、それらに対しては簡単にどちらがよいと判断できないことを感じられるようにしました。