学校日記

コンニャク作りその1

公開日
2016/02/05
更新日
2016/02/05

今日のできごと

今日の5・6時間目に,3年生がコンニャク作りをしました。
コンニャク芋の中にはコンニャクマンナンという物質が含まれていて,アルカリ質にふれると固まるという性質があり,それを利用して作るのが「コンニャク」です。
まず初めに,コンニャク芋と水をミキサーにかけ,細かくすりつぶします。
次に,すりつぶしたものを火にかけ,こげつかないようにかき混ぜながら煮ていきます。すると,粘りが出てきて,へらを動かすときの手応えが大きくなり,重く感じるようになります。子どもたちからは「疲れる」といった声が聞かれました。
ある程度(弱火にして20分ほど)煮て粘りを出したら,火を止めて,いよいよ凝固剤(炭酸ナトリウム)を溶かした物を入れていきます。このときに,青のりやすりゴマ,ユズなど,好みのフレーバーを一緒に加えます。勢いよくかき混ぜるのがポイントだそうです。
そして,かき混ぜたものをバットに移し,手のひらで表面を平らに整えていきます。バットに入れたコンニャクはまだ温かく,独特の触感が気持ちいいようで,子どもたちはペタペタと楽しそうに,そして必要以上にコンニャクに触れていました。粘りがあり,だんだんと固まっていくコンニャクは,なんだかお餅のようでした。