12月14日 5年生 国語「雪渡り」
- 公開日
- 2023/12/14
- 更新日
- 2023/12/14
5年生
5年生の1つのクラスでは、国語で宮沢賢治の「雪渡り」という作品を読んでいました。
この「雪渡り」という作品は、宮沢賢治のデビュー作です。
若き宮沢賢治が、すでに命の重みを人間と他の生き物と同等に考えていて、生き物との共生の世界であるイーハトーヴを考えていたことが、この雪渡りを読むとよくわかります。
子どもたちにとっては、なかなか難解なテーマですが、それでもたくさんの学びはあります。特に表現描写です。擬音語、擬態語、比喩などが頻繁に使われています。
そこでこのクラスでは、擬音語と比喩に焦点を当て、本文のどこにそれらの表現があるのかを、まず見つけて線を引きました。擬音語にはピンク色の線を、比喩には青色の線を引きました。
次に班ごとに分担して、本文を音読していきました。その際、子どもたちは、青とピンクの2つのカードを持ち、別の班が本文を読むのを聞きながら、これらの表現が使われているところで、カードを挙げていきました。
こうすることで、どこに表現描写が使われているのかがわかるわけです^_^
子どもたちは、こうした読み方の工夫を理解して、きちんとカードを挙げながら読むことができました^_^