コロナ禍で感染者がまた三度増加する中での移動教室となり、実施するにあたって不安も正直ありました。
しかし、小宮小の今年のテーマは「コロナでも！」です。
「コロナだから」とあきらめない。「コロナでも」できるように工夫する。考える。これをずっと貫いてきました。

移動教室も毎日の検温による健康状態の点検ももちろんそうですが、声を出すときはマスクを徹底し、マスクを外すとき（食事時）は話をしないように徹底してきました。

また宿舎や見学先も感染対策がしっかりとられており、正直窮屈な面もありましたが、その分安心して子供を入れることができました。

そして子どもたち。とってもよくがんばり、そしてよく楽しんだと思います。
どんなときも笑顔があり、気持ちよく集団生活ができました。
これも「笑顔で協力」というめあてを実行したからです。
布団の用意やシーツの片付けを声を掛け合って協力して取り組むなど、一緒に行動する「協力の姿」。
虫刺されなどで皮膚が腫れてしまった友だちに対して手を差し伸べて助けたり、ケガをしている友達の包帯を巻いてあげたりと助け合う「協力の姿」。
決められた時間を5分前行動で守ることで、集団行動を乱さない「協力する姿」。
まだまだありますが、子どもたちが、こうしたいろいろな種類の協力を実行することができたことが、この移動教室の成功の最大の理由であり、子どもたちが成長したところです。

この移動教室でしか学ぶことのできない価値を身につけて真に自分のものにするためには、これからが大事ですね！

卒業に向けて、「笑顔で協力」をすべての生活の場面で実行していきましょう！

保護者の皆様、こうした本校の教育活動に際して、ご理解とご協力を賜り、本当にありがとうございました。
皆様からの支えがどれほど励みになったか、はかりしれません。
ありがとうございました！