４月の２週目から、１年生の担任の先生が、朝に職員室で打ち合わせをしている時間、６年生の子どもたちは当番制で１年生のお世話をしています。子どもたちの中には、登校時間の１０分以上も前からスタンバイをしている子もいます。「もう少し、ゆっくり登校しても大丈夫だよ。」と声をかけると、「私たちが遅れてきたら、１年生は困るじゃないですか。」と返されました。６年生としての自覚と責任が芽生えていることを感じました。お世話の内容としては、ランドセルや持ち物のしまい方やトイレの行き方、名札付けなど、身の回りのほとんどのことを手伝っています。準備ができた子には、ジャンケンゲームや紙芝居を読んであげたり、話を聞いてあげたりしています。１年生を飽きさせないために頑張る姿がとても立派です。また、休み時間になると一緒に遊んだりする姿が見られ、よきお兄さん・お姉さんとして接しているようです。とてもいい関係が築けているようです。関わりは１年間続きます。６年生の頑張る姿をしっかりと見せてあげてほしいと思います。貴重な経験を、自分自身の成長につなげていってほしいと思います。