「国立極地研究所」の博士を招いて6年生に授業
- 公開日
- 2015/12/03
- 更新日
- 2015/12/03
校長日記
本日12月3日(木)4時間目に理科の学習『地層』につて「国立極地研究所」の堀江憲路博士をお招きして、授業を行っていただきました。今日の授業のために堀江先生は、わざわざ多摩川で石を採取してもらい、パワーポイントを使い、身近な石や岩石の話、そして、地球が誕生して今の大陸が形成されるまでの話、石から40億年の歴史を探る話、日本の下にあるプレートの話など、45分間の限られた時間の中で沢山のお話をいただきました。6年生には、少し難しかったかもしれませんが、私は興味深くお話を伺いました。
特に、石に含まれるウランが45億年かけて鉛になる特質を使って、ウランの数と鉛の数を調べて、石が何億年前にできたかを調べ、そこの土地がいつできたかが分かる装置のこと(国立極地研究所には2つあるそうです)。日本列島は3つのプレートの境の上にあることによってプレートがずれて地震が多発すること。奥多摩や秩父地方の地盤は2億年前にできていたこと。ここ小宮は比較的新しい地盤であることなど…本当に興味深くお話を伺い、勉強になりました。
また、機会があったらお話を聴いてみたいと思います。また、「国立極地研究所」は立川にあるそうです。南極基地のことや様々な機器も見学できるそうです。興味をもった子供たちがいたら、見学に行って欲しいですね。