学校日記

きれいに整った靴

公開日
2013/06/19
更新日
2013/06/19

校長日記

 下の写真は、水泳指導の時、プールに入る前にプールの外側に並べられた3年生の上履きです。私は、この靴の並べ方に、教育活動の大切な要素が含まれると思い、思わず写真を撮りました。きれいに上履きを並べることが何故?と思われる方もいらっしゃると思います。私は、この行為には、次の意義があると考えます。
1.きれいに靴を並べるためには、きっと整列して順番に待って、前の友達が置いてから、自分の靴を丁寧に置いたのでしょう。初めてのプールで早く入りたい気持ちを押さえて、順番に待つことができていることは、とても大切なことです。
2.次に靴を置く人のことを考えて行動している。これからの社会にあって、自分だけでなく、相手のことを考えて行動することは、社会の中で共生していく上で大切なことです。
3.水泳指導が終わって、自分の靴がどこにあるのかがすぐに分かるようになっている。自分の持ち物を大切にすることに繋がります。物を大事に扱う心が育ちます。
 どうでしょうか?何気ないことかもしれませんが、ご家庭でも靴の並べ方・片付け方を見直してもいいのではないでしょうか?