２０日（水）に、地域の福嶋さんによる、子どもたちの社会科の学習のための昔のくらしに関するお話会がありました。福嶋さんは、子どもたちが分かりやすく話を聞けるように、昔のくらしの様子が分かる貴重な写真や資料をスライドショーで準備してくださいました。昔の家の間取り図や、昔の交通手段、昔のものの値段等、今、子どもたちが住んでいる地域の話だからこそ、子どもたちは興味深く、驚きを感じながらお話を聞いていました。中でも、特に、子どもたちの反応が大きかったお話が、「戦争」に関するものでした。福嶋さんは戦争を経験したお話も子どもたちに語ってくれました。家の中に防空壕があったこと、防空壕での過ごし方、敵に見つからないようにドブの中に隠れたこと…。子どもたちは「えっ…」「本当に？」「かわいそう」等、当時の様子に驚きでした。実際に経験した福嶋さんだからこそ、子どもたちに伝わるものがったのだと思います。
　最後には、子どもたちはまだまだ知りたいことを手を挙げて質問していました。特に、昔の遊びに関しては想像がつかない遊びがあったようで、何人もの子どもたちが聞いていました。昔と今のくらしの違いについて、さらに考えることができた時間でした。福嶋さん、本当にありがとうございました。