「いのちの日」 校長講話 令和7年7月3日
もうすぐ7月です。
5年生と6年生は、学校を離れ、おうちの人と離れて、移動教室に行ってきました。
1泊2日、あるいは2泊3日の経験で、さらにかっこよく大きく成長して帰ってきました。5・6年生頑張りましたね。
このところ毎日暑いですね。今週は曇りの日が続くそうです。
疲れが出てくる人も多くなります、食中毒などにも気を付けたいですね。
みなさん、早寝早起き、朝ご飯、適度な運動、睡眠をしっかりとって、心も体も健康な生活を過ごすようにしましょう
さて、今日は「いのちの日」ということで、「大切な命」についてお話しします。
校長先生には3人の子どもがいます。そして、おととし1月に孫が生まれました。ふうか と言います。3年生に同じ名前の人がいます! 字も同じでびっくりしました。
生まれるまでは、「とにかく元気に生まれてきて欲しい。男でも女でもいい。とにかく元気に。」そんなことをずっと願っていました。
そういえば、子どもが生まれたとき(もう20年も30年も前のことなのですが)、同じように願っていたなあと思いました。
その頃の気持ちを表している本を見付けたので、紹介したいと思います。
(画面を共有して、絵本※の読み聞かせ)
※「たいせつな あなたへ ~あなたが うまれるまでの こと~」
サンドラ・ポワロ=シェリフ作 おーなり由子訳
(読み終わって)どうでしょうか?
お家の人はみんなおんなじ気持ちだったと、校長先生は思います。
一人一人大切な命。
自分の命も、他の人の命も、これからも大切にしていきましょうね。
今日特にお話ししたいのは自分の命を大切にするということ。
人は、生きていく中でいろいろなことがあります。
今までの皆さんの暮らしの中でも様々あったと思います。
ちょっと聞いてみますよ。
今までで一番楽しかった、嬉しかった思い出は何ですか
口に出さなくていいですが、反対に、一番つらかった思い出はなんですか?
校長先生も、いままで、辛いこともありました。
でも、今は、椚田小の校長先生として皆さんと毎日暮らせて幸せです。
孫が生まれて、今まで頑張ってきてよかったなあとも思います。
(孫を抱いている平田や、孫の家族の写真等を見せました。)
他のたくさんの人たちと一緒に生きているので、自分の思い通りにならないこともたくさんあります。
もしかしたら これから、今まで以上に辛いこともあるかも知れません。
でも、今まで以上に幸せに思うことにもきっと出会います。
ぜひ、自分の命 これからも大切にしていってください。
自分の命も、人のことも大切に生きている自分のことは、きっと「今の自分が好き」と思えると思います。
心配なことや、悩み事があるときは、誰かにお話しすると気持ちが楽になります。
いつも言っていることですが、話す相手は誰でもいい、自分で選べばいいのです。
家族でも、お友だちでも、先生でも、家で飼っているポチやたまでも、ウサギのココアちゃんでも、池の鯉でも、誰でもいいのです。
大切なことは「一人で悩まない」ことです。
皆さんの周りには、皆さん一人一人を大切に思い支えてくれる仲間がたくさんいます。
困ったときはお互い様です。
そういう人たちを頼りましょう。
また、元気のない人には声をかけてあげるといいですね。大切なお友達です。「一歩踏み出して」声をかけてあげられるといいですね。
もうすぐ1学期が終わってしまいます。あっという間ですね。学習や生活の様子をしっかり振り返り、やるべきことにはしっかりと「一歩踏み出して」欲しいと思います。