赤門のところの「卒業式」の立て看板で記念撮影している人たちもいました。
6年生の先生方も記念写真を撮ろう!と出てきたところで、一緒に撮影しました。
写真:お昼にいただいたお弁当には「おめでとうございます」の帯が。
親睦会幹事の先生による粋なお弁当注文でした。
素敵な、心温まる、そして、心に残る卒業式でした。
校長式辞は追記で
令和6年度八王子市立椚田小学校 卒業式 式辞
椚田小学校68名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
今年の桜は開花から満開までが最速で、しかも長く楽しめると言うことです。皆さんの卒業を 特別に お祝いしているようですね。
本日は 皆さんの卒業をお祝いするために、八王子市 子ども家庭部古川 由美子(ふるかわ ゆみこ)部長を始め、学運協の皆様、来賓席には日頃本当にお世話になっています地域の皆様に、お忙しい中を、おいで頂きました。心より、御礼申し上げます。
世界に目をやれば戦争が起きていたり、国内でも地震や洪水の被害で苦しんでいる人がいたりと大変な人が多くいる中です。
卒業式ができることを「当たり前」と思わず「有難いこと」と感謝の気持ちを忘れないで欲しいと思います。
さて、5月に校長読み聞かせで優里さんと鉄拳さんの「ビリミリオン」を聴いてもらいました。
「生きているだけで丸儲け、何にでもなれる今がいい」の言葉通り、皆さんの可能性は無限大です。
大きな夢とその夢につながる「ちょっと頑張ればできそうな目標」をもって、これからも取り組んでいってください。
卒業の餞(はなむけ)に、今年の合言葉「今の自分が好き」に関する話をします。
皆さんの良さは「自分で考えて行動できる」ことではないでしょうか。
「自分は今、何をしなければならないのか」を意識して生活してきた皆さんです。
たとえその時、実現できなくても、挑戦しようとする姿がすてきでした。
仲間と力を合わせることも良くできていました。
助け合ったり、応援したりが自然とできていました。
つまり、今年度校長先生がずっと話してきた「今の自分が好き」と思える行動を良くとれていたと思います。
「他人(ひと)よりがんばらなくても良い」は、野球のイチローさんの言葉です。
「さぼっていいよ」ということでは決してありません。
「他人と競争する必要はなく、自分との勝負だ!」「サボっているか、全力かは、自分が一番良く分かっている」という意味です。
他の人がみんなができているような簡単なことであっても、「今までできなかったことが今日できたのなら」大いに自分をほめてあげてください。
逆に、自分しかできないような難しいことであっても「昨日できたのに、今日、さぼってやらなかった。」のなら、「もっと頑張ろう」と自分を励ましてあげてください。
これからも「今の自分が好き」と心から思えるように、他人との競争ではなく「精一杯頑張った」と自信をもって言える「自分」であってほしいと思います。
「自分には決して嘘はつかない。」ことも大切です。
自分をごまかしては「今の自分が好き」とは言えないですよね。
さらにもう一つ、あなたを大切に思ってくれている人を悲しませるような行動はしない。
あなたを大切に思ってくれている人、お家の方かもしれません、親友かもしれません。
その人たちが悲しむことをしない。
そのことも誓ってほしいと思います。
皆さんは一人ではありません。
皆さんを支えてくれる仲間がいます。
支えてくださる保護者や地域の方々がいらっしゃいます。
夢を信じ、自分を信じ、仲間を信じて、これからもがんばってください。
椚田小の先生たちはいつまでも皆さんを応援しています。
保護者の皆様に、お祝い申し上げます。
お子様のご卒業 誠におめでとうございます。
お子様の 卒業式での凜々しい姿をご覧になって、万感 胸に迫り来るものがあるのではないでしょうか。
これから先、子供たちは、思春期を迎え、何かと不安な時期にさしかかります。
どうか、今までと同様に慈しみの心で、お子様の夢実現を、支えてあげて下さい。
終わりになりました。
保護者の皆様の 長年に渡っての本校へのご協力と、ご来賓各位の卒業生に対するご厚情 並びに、本校に寄せられました温かいご支援に対しまして、厚く感謝申し上げ、私の式辞といたします。
令和7年3月24日
八王子市立 椚田小学校長 平田 英一郎