12/1校長講話
- 公開日
- 2020/12/02
- 更新日
- 2020/12/02
全校の様子
12月1日の児童朝会での校長講話は、「画竜点睛」がテーマでした。中国の故事による言い伝えについて分かりやすくお話をした後、言葉の意味を説明するとともに、学校生活における12月の学期末のがんばりにつながるように、話をされました。その大意は次の通りです。
「『昔の中国で、絵の大家が依頼されて、都のお寺に四頭の竜の絵を描いた。見に来た人々は、大いにほめた。しかし、その竜には睛(ひとみ)が描かれていなかった。皆が睛を入れるよう頼んでも、入れると竜が飛び去ってしまうと言って、睛を描かなかった。人はこれをでたらめだとして信用せず、ぜひにと言って無理やり睛を描き入れさせたところ、たちまち睛を入れた二頭の竜が壁から飛び出して天に昇り、睛を入れなかった二頭はそのまま残った。』というお話。このことから、物事を完成させるために、最後に手を加える仕上げが重要なのだということを表している。12月は、学習のまとめ、振り返りをしながら、2学期の学習と生活を完成させる大事な期間である。ぜひとも、「画竜点睛」を心に刻み、仕上げを丁寧に行っていってほしい。」