KIMIDA記

5.29 耳と舌が日本語が前提となる前に!

公開日
2023/05/29
更新日
2023/10/23

確かな学力の育成

自転車や一輪車に慣れるようになるのが子どもの方が早いように、言語を聞き取る「耳」と、発音する「舌」も、10歳前後までにどんどん使ったほうがよいとされています。
そこで、八王子市では、英語を母国語または第二言語として流ちょうに扱うことのできる先生(ALT)を各校に派遣して、各校で活用をしています。君田小学校では、外国語活動の学習が始まる中学年では年間約30%、読むことと書くことの学習も増える高学年では年間約7%の授業に加わります。外国語にかかわる授業のない1.2年生にも、年間のどこかでALTと一緒に活動する日設定していく予定です。

5月に入り、今年度のALTが来校して、その授業が始まりました。
流暢な外国語の発音に触れるのが初めての3年生では、「えっ、何を言ってるか分からない」というスタートかでした。しかし、ALTが作ってきたスライドをもとに行う自己紹介を聞いているうちに、好きなものの英語での伝え方を自然と覚えていました。また、ALTが繰り返す身振りや手振りから、言葉が理解できなくても何を言いたいのかをどんどん感じ取れるようになり、授業の終わりの頃には、ALTの発音を自然とリピートしながら、耳と舌をどんどん使う様子が見られました。

貴重なALTとの授業日は、学校だよりでお伝えしています。