1.20 相互に授業力を高め合う
- 公開日
- 2023/01/20
- 更新日
- 2023/01/20
KIMIDA記
君田小学校では、全教員が毎学期一度以上学習指導案を作成して、相互に授業を見合う機会を設定しています。
どの教員にも何かしらの強みが必ずありますので、授業を参観する教員は、その強みを学び、自分の授業に生かします。また、日々の授業でうまくいかないことがあると、この機会に先輩教員たちから助言を受けることもできます。
3学期の授業公開が始まりました。全21名の授業者の先陣をきったのは、K教諭とH教諭でした。
【写真1】6年少人数算数
3年生以上の算数では、担任にK教諭が加わることで、一クラスあたりの人数を減らしながら、習熟度別に授業を展開しています。
前の授業で子どもたちが抱いた疑問や感想をもとにした課題を提示することで、算数の学習場面を自分ごととして考えられるようにしていました。
授業後、若手のホープが授業づくりについて、K教諭から助言を受けていました。
【写真2】6年理科
「てことつり合い」の学習です。
H教諭「どんな時つり合うのですか」
子ども「支点からの距離✖️おもりの重さが、左右で同じになった時です」
適切な実験と結果の記録をもとに、知識を積み上げていきます。
子ども「おもりをつるす場所は、力点だね。」
子ども「支点からの距離が離れるほどおもりの重さが軽くなってる。反比例だ。」
実験をしながら、価値のあるつぷやきがあちらこちらから聞こえてきます。
H教諭が提示した数字が、子供の気づきを深めていました。
この授業を参観した同学年の教諭は、この日の学びを自分の授業にすぐに生かすことができます。
来週以降も連日教員間で授業を公開していきます。
君田小学校では、授業力を高めるために、さまざまな工夫をしています。