1.18 なわとび週間の意義
- 公開日
- 2023/01/18
- 更新日
- 2023/10/23
健やかな体の育成
今週はなわとび週間です。中休みには全員が校庭に出て、曲が流れている間はなわとびをします。
ところで、どうして「なわとび週間」なるものがあるのでしょうか。なわとび週間を設定するねらいは、「1.寒い季節でも一日の中で一度は運動して、体を動かす心地よさを味わうこと」「2.なわとびを通して、体の巧緻性を高めること」です。
上記「1」のねらいは、毎日外遊びを楽しんでいる子にとっては、実は必要のないものだと思います。おそらく、自分たちの好きな遊びをしている方がより充実した休み時間となるかもしれません。ここは、きっかけがないと室内遊びを選ぶ子に合わせてもらっているという一面もあります。
一方で、上記「2」のねらいは、全員にとって、とても有意義なものです。「自転車や一輪車に乗れるようになる」など、巧みに体を動かす力(巧緻性)は、10歳前後が成長のピークです。なわとびには、技のレパートリーが限りなくあるので、個々により難しい技に挑戦をし続けることができ、巧緻性を高めることができます。
【写真3】は、今朝の様子です。ランドセルを置いてなわとびをしている子も見られます。このように、自分からやってみようと思う子どもたちがたくさん増えるととても嬉しいです。
小学校期の間に、体を動かすと心も体も気持ち良くなる経験を重ねるとともに、自分の体をコントロールして、できないことができるようになる楽しさをたくさん味わってほしいと思います。