求む!説明力!
- 公開日
- 2022/06/10
- 更新日
- 2022/06/10
KIMIDA記
R4.6.10
現在の学校教育では、「知識、技能」「思考力、判断力、表現力」「主体的に学習に取り組む態度」の観点で学習指導が行われます。どういうことでしょう。6年生の「分数のわり算」の学習を通して、具体的に見てみます。
「わる数を逆数にしてかけて答えを求めることができる」子は、「知識、技能」をクリア。しかし、これだけでは、一つの観点をクリアしたに過ぎません。
「思考力、判断力、表現力」では、「どうして逆数をかけると答えが導けるのか」を、習ったことや図などと関連付けながら説明できなければなりません。
「主体的に学習に取り組む態度」では、学習したことを生活や学習に生かすことが求められます。例えば、できた(間違えた)理由を振り返り類似の問題や発展問題、また、生活場面で活用したりする姿を目指します。
教員は、「分数のわり算?逆数をかければいいんだよ。知ってるよ。」という子どもの反応に、「どうして?」と問い返す授業を展開しています。