5/7(月)全校朝会 命の話
- 公開日
- 2012/05/14
- 更新日
- 2012/05/14
校長室より
4月22日に西八王子駅前で刃物を使った傷害事件が起きてしまいました。
そこで、今日は『命の大切さ』について話をしました。
「生命の大切さ」
今日の校長先生の話は、学校「あいうえお」の「い」についてです。
「い」は、命の「い」ですね。
たった一つしかない命です。自分の命、ほかの人の命、生き物全ての命を大切にしなければなりません。
命があるからこそ、遊んだり、勉強したり、感動したりできるのです。時には、辛い、悲しいと思うこともあるでしょう。でも、それを乗り越えることが「生きる」ために大切なことなのです。
どうしたら、命を大切にできるのでしょうか?
命を大切にするために必要なことは、「ルールを守ること」と「思いやり、勇気」そして「相談」だと思います。
ある時、こんなことがありました。廊下を走っていた子が、廊下に落ちていた手提げ袋につまづき、転んでしましました。手提げ袋の中には、工作で使う道具が入っていましたが壊れてしまいました。走っていた子は、「誰がこんなところに置いてるんだ。」と、手提げ袋を落とした子は「誰が踏んづけたんだ。」と怒ります。
どっちが正しいのでしょう。
お互いに自分の悪いところは考えず、人のせいにする。
「あの子がこんなことしたから。」「あの子が悪いんだよ。」の前に、自分はどうすべきだったのか?二人ともルールや約束を守っていないね。廊下を走っていた。落としたら、すぐに拾うこと。
そして、どうすればよいかを考えられる心が「思いやり」です。どうすればよかったのかな?そうです。一言「ごめんね」と言う「勇気」が、必要だったのです。それが、自分も人も大切にできる(命を大切にできる)人だと思います。
ルールを守ることは自分を守ることにつながるのです。人のせいにする人は、命を大切にできない人です。
皆さんは、いざこざに出会ったときに人のせいにするのではなく、自分と人を大切にする「思いやり、勇気」をもってください。
そして、どうしても『モヤモヤ』が消えなかったら、周りの人に相談してください。家族でもいいし、学校だったら先生に相談すればいいのです。一緒に考えてくれます。
「ルールを守る」「思いやり、勇気」「相談」 忘れないでね。