笹かまぼこと根菜ごま汁
- 公開日
- 2018/09/27
- 更新日
- 2018/09/27
給食
笹かまぼこは宮城県石巻で有名です。昔、魚が大量に取れ過ぎてしまい、魚を市場まで運びきることができませんでした。そこで浜の漁師が魚をすりつぶし、串に刺し、平たく形づくって焼いたところ、生の魚よりも保存がきき、おいしいということで食べられるようになりました。この形が手のひらに似ていることから「手のひらかまぼこ」、また舌に似ているということから「べろかまぼこ」などいろいろな呼ばれ方をしていましたが、今では「笹かまぼこ」に統一されています。これは笹の葉に似ていることと大名だった伊達家の家紋にちなんだとされています。ごま汁はたくさんの「ごま」を使って作りました。「ごま」をすりつぶすことで栄養吸収が良くなるので、「すりごま」にして加えました。栄養満点な汁ですので、残さず食べてほしいです。