1月26日(火) 本日の授業風景
- 公開日
- 2010/01/26
- 更新日
- 2010/01/26
校長より
2年生・理科の授業の様子です。
実験 「 炭酸水素ナトリウムを加熱すると何ができるのか 」 を行っています。
試験管に入れた炭酸ナトリウムをガスバーナーで加熱し、試験管からつながったガラス管の先から出てきた気体を集めます。
その気体に、石灰水や火のついた線香を入れたり、塩化コバルト紙やフェノールフタレイン溶液を使った変化を調べたりしました。
目の前でそれぞれの変化が直接確認できるので、実験後の考察も導きやすかったようです。
ところで、今からちょうど2週間前のことですが、私の自宅方面にある私立高校で、化学の実験中に爆発があり、生徒10数名が破裂したビーカーなどでケガをして病院に運ばれるという事故がありました。
なんでも数種の薬品をビーカーで混合してガスバーナーで加熱する実験だったそうですが、そのときは消防車や救急車が何台も来て、一時 現場は騒然となったようです。
特に火や薬品を使用する実験では、ちょっとした不注意や間違いから、思わぬ事故につながることがあります。
悪ふざけをしないことはもちろんですが、実験に関する先生の話をよく聞き、細心の注意を払うようにしましょう。
校長 武田幸雄