12月22日(火) 本日の授業風景 ・ その3
- 公開日
- 2009/12/22
- 更新日
- 2009/12/22
校長より
本日は、すべての学年で理科の授業を取材させてもらうことにしました。
1年生・理科の授業の様子です。
アルカリ水溶液と酸の水溶液とを混ぜ、何ができるかを調べる実験を行っています。 水酸化ナトリウムに塩酸を加えて中和させ、できた水溶液を蒸発させると塩化ナトリウムができることを顕微鏡で確認していました。
バーナーで熱せられた金網に火が燃え移るなどのハプニングもありましたが ( 写真・下 )、無事に実験を終えることができました。
ところで、担当の猪野先生が実験方法を説明されているときに、「 リトマス紙をちょん切って … 」 という言葉を用いていました。
そのとき、しきりに首をかしげて相談している班があったので、実験方法がわからないのかと思い尋ねてみると、「『 ちょん切る 』 という言葉の意味がわからない … 」 のだとか。
昔、舞台の幕切れの時に、拍子木 ( ひょうしぎ ) を 「 チョン、チョン 」 と叩いたことから、「 ちょん切る 」 で 「 さっと終わらせる ・ さっと切る ・ 勢いよく切る 」 などの意味をもつようになった言葉です。
童謡 「 てるてる坊主 」 の三番の歌詞に出てくる 「 てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ それでも曇って泣いてたら そなたの首をちょんと切るぞ 」 も、同じような言葉です。
校長 武田幸雄