学校日記

インフルエンザの流行期にあたり

公開日
2009/01/20
更新日
2009/01/20

校長より

 本日プリントを配布いたしましたが、今週に入りインフルエンザに罹患した生徒が増え始めました。つきましては、プリントに記載した留意点について、各家庭でご配慮をお願い申し上げます。

 特に朝の段階で、発熱・頭痛・腹痛・関節痛・のどの痛み・悪寒・咳・気分不良などの諸症状が見られたにもかかわらず無理に登校すると、たいていの場合症状が悪化し、保健室で休んだり早退したりといった結果を招いています。

 今後学校では、1学年がスキー教室、2学年が校外学習(鎌倉)、3学年はいよいよ高校受験を控えております。

 そうした大切な取り組みを前に体調不良を押して登校することは、本人の快復を遅らせるだけでなく、周囲に感染させることにもつながりますので、朝の健康観察と適切なご指導をお願い申し上げます。


 また、昨日、「新型インフルエンザの学校における具体的対策について」という講演を傍聴してまいりました。

 この新型インフルエンザの発生は「if」(発生するかどうか)の問題ではなく、もはや「when」(いつ発生するか)という時間の問題であると言われています。そして、厚生労働省の試算によると、わが国では全人口の4人に一人が感染発病し、死者数は最悪で64万人にも達するそうです。

 都下もしくは近隣地域で発症者が確認された場合、すべての学校は即時休校となり、パンデミック期(急速かつ広範な大流行)が過ぎるまでの1〜2ヶ月間休校が続く可能性があります。

 本校ではそうした事態への対応策をまとめているところですが、その際にはこのホームページも情報伝達媒体として有効に機能させられると考えております。

校長 武田幸雄