★修学旅行3日目 その1★
- 公開日
- 2011/09/15
- 更新日
- 2011/09/15
3学年
H23.9.14(水)
回顧録として更新しています。今回から修学旅行3日目です。
最終日はジャンボタクシーに乗って京都を見学しました。
多くの班が見学コースに入れていた『龍安寺』に先回りし、
みんなが来るのを待っていると、B組2班がやってきました。
せっかくなので同行させてもらうことに。
龍安寺と言えば、15個の石が置かれた美しい庭が有名ですね。
この石庭は15個の石を同時に見ることができないように計算されています。
何度数えてみても他の石で遮られ、同時に見ることはできないと言われています。
そんな石庭ですが、実は全ての石を見ることができるポイントがあるのです!!
石庭の方を向き、右の端に立つと15個の石を見ることができます。
しかしその場所は本来座禅を組む場所であり、立つことはできません。
座禅を組むと、全ての石を見ることはできなくなります。おもしろいですね。
15という数字は『完成』を表していると考えられています。
満月の夜を『十五夜』といいますね。立志式も15歳で行われますね。
しかし完成してしまうと、あとは衰退していくしかありません。
15個の石が見えないようにすることで意図的に欠けている状態を作っています。
「まだまだ未完の状態であるから、さらに精進していかなければならない」という
意図があるのだと伺いました。興味深いお話です。
その他にも諸説あり、『虎の子渡しの庭』という話も有名です。
興味のある人はぜひいろいろと調べてみてほしいと思います。
龍安寺に行ったみんなは、あの石庭から何を感じ取ったのでしょうか。