12月2日(水) 朝の放送より
- 公開日
- 2009/12/02
- 更新日
- 2009/12/02
校長より
インフルエンザの影響で放送朝礼が続いているため、今朝は臨時に生活指導主任の棟方先生が、生活指導に関するお話を放送で行いました。
内容は、制服の下に着るセーターと、女子のスカート丈の件です。
ノーチャイムだけでなく細かい規制を設けない校則は、生徒の自主性を重んじる本校の方針の象徴です。 セーターの色やデザインは、特に指定しておりません。 スカート丈も、膝にかかる程度という表現にとどめています。
それでも今まで混乱することなくやってこられたのは、歴代の卒業生が 「 常識の範囲内 」 で自主性を発揮してきたからだと思います。
しかし、ここにきて、「 ? 」 と首をかしげたくなるような派手な色や、制服の裾や袖からだらしなくはみ出すほど長いデザインのセーター・カーディガンを着用する生徒が増えました。
スカート丈にいたっては、かつて女の子の間で流行った 「 セーラームーン 」 を彷彿とさせるかのような短い丈の生徒もいます。
いくら自主性を重んじると言っても、「 常識を越えた自主性 」 や 「 分別のない自主性 」 については、もはやそれを 「 自主性 」 と呼ぶことはできません。
むしろ、単なるわがままや、自分勝手に近いと言えるでしょう。 当然のことながら、それらは規制せざるを得なくなります。
先輩たちが守ってきた 「 自主性 」 という伝統を、皆さんの代で失ってしまうことのないようにしてください。
また、各ご家庭におかれても、ご指導をよろしくお願い申し上げます。
校長 武田幸雄