学校日記

読売新聞より

公開日
2009/03/28
更新日
2009/03/28

校長より

3月28日(土)

 本日付 読売新聞朝刊の 「 くらし 教育 」 面において、さる19日に行われた本校の卒業式のことを取り上げてくださいました。
 編集委員 中西茂さんのコラム 「 教育を診る 」 の中で、校長式辞について貴重な紙面を割いてくださっています。

 内容はさておき、あまり他に例を見ない ( ある意味、破天荒な?)式辞に、目を留めてくださったのかと思います。

 コラムの最後で、中西さんは次のように述べていらっしゃいます。

 「 この春、中学校を巣立った子供たちが30歳になるころ、日本は、日本の教育はどうなっているのだろう。 変化の激しい時代だが、未来を前向きに考えたい。」

 …おっしゃるとおりだと思います。

 「 未来を前向きに考える 」
 
 アンジェラ・アキさんの「 手紙 拝啓十五の君へ 」 の歌詞にも「 いつの時代も悲しみは避けては通れないけれど 笑顔を見せて今を生きていこう 」 とあり、私自身、式辞を通して卒業生に伝えたかったメッセージのひとつでもあります。

 卒業生にどこまで伝えられたかはわかりませんが、いつか年月を経てアンジェラさんの 「 手紙 」 を聴いたとき、わずかな記憶の片隅から式辞を思い出し、前向きになってくれる卒業生がいるとしたならば幸いです。

                                 校長 武田幸雄