卒業式を前に、3年生へ
- 公開日
- 2009/03/18
- 更新日
- 2009/03/18
校長より
3月18日(水)
3年生の皆さん、いよいよ明日は卒業式ですね。
私は皆さんの入学と同じときに別所中に着任した、いわば同期の桜です。 今改めて3年間の時のたつ早さと、心身ともに大きくなった君たちの成長ぶりに驚いています。
皆さんに向けた校長としての最後のメッセージは、明日の式辞にとっておきますが、卒業式を前に一つだけお願いがあります。
それは、証書授与で名前を呼ばれたときに、大きな声で 「 はい!」 と返事をしてほしいということです。 「 そんなこと、式の練習のときからずっと言われ続けているから、わかっているよ 」 と思うかもしれません。 しかし、本番を明日に控え、私から改めてお願いしておきたいのです。
明日の卒業式には、生徒・保護者・教職員・来賓など、体育館に500名以上の人が入ります。 実に500名以上の人の前で自分の名前が呼ばれ、それに応えるなどという経験は、人生の中で何度あるでしょうか。 そうあるものではないと思います。
また、たぶん君たちのご両親や祖父母の方々も、来てくださることと思います。 中学校の卒業は、義務教育修了という大きな節目の日でもあります。 そこで、今まで育てていただいた感謝の気持ちをこめて、「はい」という元気な声を聞かせて差し上げてほしいのです。
自分の名前に誇りを持って、その名前をつけてくださったお父さん、お母さんたちにしっかり聞こえるような 「 はい!」 をお願いします。
校長 武田幸雄