1月31日(月) 本日の授業風景 ・ その3
- 公開日
- 2011/01/31
- 更新日
- 2011/01/31
校長より
3年生・国語の授業の様子です。 担当は、平野先生です。
「 文学史 」 の学習に取り組んでいます。
中学校の 「 文学史 」 は、文学作品と時代背景との関連や作風などの特徴を押さえるうえで取り上げます。 通史的に扱うことは、あまりありません。
しかし、教材として教科書に掲載されている文学作品の数は限られていること、そして、現実に高校入試では文学史に関する問題が出題されることもあることから、今日の授業のような 「 暗記 → 演習 」 も必要になります。
主に 「 作品名 」 「 作者名 」 「 作品のジャンル 」 をセットで覚えます。
古典の場合は、さらに 「 時代 」 もあわせて覚えなければなりません。
明治時代の問題に出ていた小説 「 舞姫 」 の作者 ( = 森鴎外 ) を答えていた○○さんが、「これ、昨日出てきた」と話しているのが聞こえてきました。
私はてっきり東京ドームシティ ( 遊園地 ) で昨日発生した事故のことを言っているのかと思いました (『 舞姫 』 という名前のコースター型アトラクションから男性が落下し、残念ながらお亡くなりになりました )。
○○さんに確認したところ、「 えっ、そんなことがあったのですか? 私は、昨日家で解いた文学史の問題に 『 出てきた 』 と言っただけです 」 とのこと。
同じ 「 昨日、出てきた 」 でも私と違い、さすが受験生ですね。 その調子なら、文学史の問題には自信をもって臨めるでしょう。
校長 武田幸雄