11月17日(水) 本日の授業風景
- 公開日
- 2010/11/17
- 更新日
- 2010/11/17
校長より
1年生・国語の授業の様子です。 担当は、井上先生です。
文法の学習で 「 文の組み立て 」 について、ワークブックを使って問題を解きながら、試験範囲の勉強に取り組んでいます。
中学生になって、専門用語の出てくる文法として最初に学習するのが、今日の授業でも再三出てきた 「 文節 」 です。
文を、意味が通る程度に ( 実際の言葉として不自然にならない程度に ) 細かく切ったまとまりのことで、日本語の言語単位の一つです。
「 文節 」 の切れ目を知るための最も一般的な方法が 「 間に 『 ね 』 を入れられるかどうか 」 です。 例えば 「 明日からいよいよ期末考査が始まります。」 という文の場合、「 明日からね いよいよね 期末考査がね 始まるね。」 となるので、全部で4文節から成る文であることがわかります。
他にも 「 ね 」 の代わりに 「 さ 」 や 「 よ 」 を入れてもかまわないのですが、「 よ 」 を入れてリズミカルに読んだ場合 …
♪ 明日からヨゥ いよいよヨゥ 期末考査がヨゥ 始まるヨゥ ♪
… と、ラップのようになってしまう危険?があります。
文節の切れ目がわかることはもちろん、「 文節の種類・役割 」 と 「 文節と文節の関係 」 を、頭の中でしっかり整理しておくことが大切です。
授業の最後は、恒例の百人一首大会でした。( 写真・下 )
校長 武田幸雄