平成27年度 始業式
- 公開日
- 2015/04/07
- 更新日
- 2015/04/07
校長より
おはようございます。
いよいよ平成27年度の幕開けとなりました。
新学期を迎え、気分も一新、進級した新しいクラスでよいスタートを切ってほしいと思います。
2年生は、先月まで1年生でしたね。まだ1年生気分の人はいませんか。
明日は新入生が入ってきます。
つまり2年生の君たちは、先輩となります。そして、2年生は中学校の中堅学年として柱の役目。
生徒会でも委員会でも学校行事でも学校を支えるのだとの高い意識と深い自覚をもって行動してほしいです。
3年生は、「進路の年」ですね。自分の将来の姿はイメージできているでしょうか。まずは「自分を知る」ことが大切です。自分の長所は?短所は?自分の適性は? そして将来はどんな仕事に就きたいか。
そのために、今、何をしなければならないか。そして、自分の力で情報を探し、入手し、自分の意志で
自分の進むべき道を決断する。そういうことが求められている年です。ぜひ、自分に負けないで頑張ってほしいと思います。
平成27年度の始めに当たり、先生から3点、話をします。
一つ目は、「あいさつをしっかりやろう」ということです。
昨年から朝礼等でみなさんのあいさつの素晴らしさについては話していますが、あらためて今年度も
頑張ってほしいと思います。あいさつは、人間関係の基本、社会人の基本です。「元気に 明るく 爽やかに」あいさつをしていきましょう。
なかなかあいさつができない人は、とにかく勇気を出してやってみてください。
二つ目は「自分の心を鍛えよう」ということです。
オリンピックやワールドカップなどの高いレベルのスポーツ大会において、選手たちの勝敗を決する要因の一つはメンタルと言われています。技術的にはそれほど相手と差がないのに、緊張してしまい体がカチコチに硬くなってしまったり、臆病になってしまい思いっきりプレーができなかったり・・・。
私たちの心はとても複雑だし、弱いものです。誰でもそうなのです。だからこそ、自分の心を鍛えるのです。飽きやすい心から我慢強い、粘り強い心へ。臆病な心から勇気ある心へ、チャレンジできる心へ
。人の心の痛みが分からなかった心から思いやりのある優しい心へ。
そのように自分の心を鍛えるということなのです。
自分の弱い心に打ち勝った人は、格段に成長します。人の心の痛みが分かれば自然に優しくなります。
そうすれば良い友達にも恵まれます。我慢強い人になれば、コツコツ努力してきっと偉大な何かを成し遂げることでしょう。チャレンジ精神をもった人は、失敗しながらも挑戦し続け、世の中にはない新たな世界を作り出すかもしれません。
この一年間、ぜひ、自分の弱い心に打ち勝ったと思えること、自分の成長が実感できたということを
目標に頑張ってほしいと思います。
では、今年度、今学期の成長を期待して、話を終わります。
校長 福山 隆彦