図書ボランティア部文学散歩〜その2〜
- 公開日
- 2009/08/06
- 更新日
- 2009/08/06
部活動
2001,8,6図書ボランティア部文学散歩(7月31日)〜その2〜
【写真上】玉川上水沿いに井の頭公園方向に向かって歩くと、間もなく右側に山本有三記念館がありました。山本有三が昭和11年(49歳)から昭和21年に進駐軍に接収されるまで住んでいた家です。「すごーい」「ごうか!」というため息混じりの声がメンバーから出ました。2階からの景色もすばらしく、山本有三は時折ペンを休めながら、外を眺めていたのだろう、と想像させられました。ここで、「路傍の石」は書かれたのだそうです。
【写真中央】山本有三記念館から南下していくと、太宰治の住んでいた家の場所に行き着きます。現在その場所には新たな民家が建っており、当時の様子を伺い知ることは難しい状況です。が、太宰の家に植えられていたという「さるすべり」の木が旧宅跡近くに移植されていました。 【写真下】太宰治旧宅跡から禅林寺へ向かう途中、禅林寺近くの「下田商店」の2階には瀬戸内寂聴が下宿していたということです。