6月1日(火) 本日の授業風景
- 公開日
- 2010/06/01
- 更新日
- 2010/06/01
校長より
2年生・美術の授業の様子です。
遠近法を用いた水彩画に取り組んでいます。
遠近法には 「 線遠近法 」 ( 水平線上の消失点にすべての平行線が集まるように描くことで遠近感を出す ) や 「 空気遠近法 」 ( 近くのものは濃くはっきり、遠くのものは淡く弱く表すことで遠近感を出す ) 等があります。
「 線遠近法 」 は、空間図形などを描くときにも使用する一般的な手法ですが、定規を何本か使用して描くために一人ではどうにもうまくいかず、友達に手伝ってもらっている人もいました。
下から見上げた 「 東京スカイツリー 」 を描いている人もいます。
東京スカイツリーは、特殊なデザインです。 ツリーを真横に切った断面図は、地上付近では正三角形ですが、高くなるにしたがって丸みを帯びた三角形になっていくそうです。 また、日本の伝統建築をいかし、反り ( そり ) や 曲線を盛り込んだデザインになっているとも聞きました。
そのため見る角度によっては、ねじれて見えたり、傾いて見えたりします。
( 私も実際に見たとき、確かにねじれて見えました )
そんな細かい部分まで描ききることができたらいいですね!
校長 武田幸雄