学校日記

7月 学校朝礼

公開日
2013/07/09
更新日
2013/07/09

校長より

富士山がようやく、国内では17件目に世界文科遺産に登録されることが決定しました。しかしながら、優美で雄大であり世界的にも有名な富士山がなかなか登録できなかったのは、ごみとトイレの問題がありました。登山家の野口 健さんが中心となりボランティアや行政が長年にわたり富士山のごみ問題に取り組んできました。

富士山の名前の由来は、万葉集の山部赤人の歌に「田子の浦ゆ、うち出てみれば真白にぞ、不尽の高嶺に雪は降りつつ」と表記されています。竹取物語では「不死」と表記されています。現在の「富士山」の書き方は士に富む山という意味で、武士道が発達する鎌倉時代以降と言われています。私が初めて富士登山をしたのは、小学校6年生の移動教室でした。今でも、山頂から見たご来光の美しさは目に焼き付いています。雲が真下に見え日本一高い山だと実感しました。中学校時代は、友達同士で6回ほど登りました。頂上では水を湧かし、気圧の関係で沸点が90度余りにしかならないことも知りました。

これから長期の夏休みを迎えます。目標をもって「挑む」姿勢を大切にして欲しい。
                          別所中学校長 関口 慶朋