7月2日(木) 本日の授業風景 ・ その3
- 公開日
- 2009/07/02
- 更新日
- 2009/07/02
校長より
3年生・国語の授業の様子です。
授業のはじめに、学習した単元の漢字の確認テストを行いました。
みんな真剣に取り組んでいて、鉛筆を走らせる音しか聞こえませんでした。
そのあとは教科書から離れて、担当の新村先生が修学旅行を見据えて用意された 「 法隆寺を支えた木 」( 小原二郎 ) という新しい読みもの教材を学習することになりました。
法隆寺の建立や改修に尽力した宮大工たちの知恵や、木の持つ力強さなどについて書かれている教材なのですが、その中に次のような一節が…。
「 … わたしたちは木のよい悪いを判断するとき幹だけを見ますが、彼ら(宮大工)は根を見ました。 根は木の生命だからです。 彼らはさらに土も見ました。 根は土で生きているからです。 … 」
「 木 」や 「 幹 」 を 「 子ども 」 に、「 根 」 や 「 土 」 を 「 親 」 や 「 家庭 」 等にそれぞれ置き換えて読んでみても、妙に符合するところがあるように思えました。
校長 武田幸雄