学校日記

5月28日(金) 本日の授業風景 ・ その2

公開日
2010/05/28
更新日
2010/05/28

校長より

 2年生・理科の授業の様子です。

 猪野先生の見守る中、教育実習生の高橋さんが授業を行っています。

 「 いろいろな動物 」 の中の 「 無脊椎(むせきつい)動物 」 を取り上げていました。 無脊椎動物とは、背骨のない動物のことです。

 無脊椎動物には、昆虫類や甲殻類も含まれますが、甲殻類の説明をされているとき、高橋先生が 「 なぜ、カニをゆでると赤くなるのか 」 を説明してくださいました。 「 アスタキサンチン 」 という色素が関係してくるのですが、私にとってもトリビアなお話でした。

 人間も、ゆでる = お風呂に入ると赤くなりますが、それは体が温まったことにより血管が広がり血行がよくなったため ( それが肌を透けて見えるため ) で、アスタキサンチンとは無関係です ( たぶん … )。

 … と、そんなことを考えていると、「 では、なぜタコをゆでると赤くなるのか?」 という疑問もわいてきたので、今度高橋先生に伺ってみることにします。

 ところで、今まで皆さんは 「 いろいろな動物 」 を学習してきましたね。
 その動物のうち、私たち人類も含まれる哺乳類について、現在上野にある国立科学博物館では 「 大哺乳類展 」 をやっています。

 6月13日までは 「 陸のなかまたち 」、7月からはクジラなどの 「 海のなかまたち 」 が展示されます。
 一見の価値があるので、興味のある人はぜひ行ってみてください。

                                     校長 武田幸雄