5月24日(月) 本日の授業風景
- 公開日
- 2010/05/24
- 更新日
- 2010/05/24
校長より
2年生・道徳の授業の様子です。
体育館で学年集会形式の授業を行っていました。
道徳の指導内容のうち 「 自己が属する様々な集団の意義についての理解を深め、役割と責任を自覚し集団生活の向上に努める。」 を取り上げています。
まず高橋先生より 「 体育大会に向けて各クラスが一致団結して盛り上がり、それを学年全体の盛り上がりにつなげよう 」 といったお話がありました。
「 喜ぶべきところは大いに喜び、残念がるところは大いに残念がるべき 」 ともお話しされていましたが、私もそのとおりだと思います。
さらに言わせてもらうなら、取り組みの過程において何事にも中途半端だった人、いい加減だった人、手を抜いてきた人は、結果がどうであれ、喜ぶことも残念がることもできないものです。
そんなさびしい取り組み方だけは、したくありませんね。
学年主任の岩越先生からは、「 2年生になって集団として成長してきている流れを、これからも大切にしてほしい 」 といったお話がありました。
1年生のとき、岩越先生がある生徒に 「 頑張りなさい 」 と声をかけたところ、その生徒は 「 頑張りたくありません 」 と答えたそうです。 その生徒が、2年生になって再度岩越先生から同じように声をかけられたとき、「 はい、頑張ります。 もう裏切るようなことはしません。」 と答えてくれたのだそうです。
岩越先生は 「 とても嬉しかった 」 とおっしゃっていましたが、お話を聞いている私まで心が温かくなりました。
一人ひとりの向上心が集団の質を高め、集団の質が高まることで個々の質も高まり、さらなる向上心へとつながる … 。
現在の2学年が、そんな理想的な集団に成長してくれる可能性を感じました。
校長 武田幸雄