3月4日(木) 本日の授業風景 ・ その2
- 公開日
- 2010/03/04
- 更新日
- 2010/03/04
校長より
3年生・数学(少人数)の授業の様子です。
鶴丸先生の担当するグループにお邪魔しました。
「 タングラム 」 というパズルに挑戦しています。
「 タングラム 」 とは、正方形の板を、三角形や四角形など7枚に切り分け、それらを使って指定された形のシルエットを完成させるパズルです。
なぜ、数学でパズルを …? と思うかもしれませんが、タングラムは大学の幾何学の授業などでも用いられており、単なる遊びではなく図形を研究するうえで有用な教材でもあるのです。
上記の解説だけではまだ 「 タングラム 」 を思い浮かべられないという保護者の方は、鶴丸先生の 「 よく温泉宿のテーブルに置いてあるゲーム 」 という説明が一番分かりやすいかもしれません。
みんな夢中になって取り組んでいましたが、なかなか思うようにシルエットを完成させられず、時折 悲鳴?もあがっていました。
この 「 タングラム 」。
発祥の地は、18世紀頃の中国と言われていますが、このクラスで中国語に堪能な○○君の話によると、中国では 「 七巧板 」 というのだそうです。
ちなみに日本にも古くから、タングラムとは切り分け方の異なる7枚の板を使った 「 清少納言 知恵の板 」 というパズルがあります。
校長 武田幸雄