八王子市では、小学校とその学区内にある保育園や幼稚園との連携をすすめています。本校では数年来、これまでも行われてきた情報交換に止まらず、実際に園児に来校してもらい、１年生児童との交流会も実施しています。
　今回は、まごごろ保育園の年長組のみなさんをお招きしました。もうすぐ小学生になる年長組のみなさんは、小学校がどんなところか、わくわくしながら来てくれました。お迎えする１年生も、小学校の紹介文を準備し、はっきりとした声で説明しました。
　会の後半は、カラフルバスケットというゲームで仲良くなりました。１年生の中には、まごころ保育園の卒園児も多く、久しぶりに会ったとはいえすぐに打ち解けていました。
　忙しいスケジュールの中を来て下さったまごころ保育園のみなさん、ありがとうございました。

　３年生では、年間を通して社会科で八王子市について様々な角度から学びました。八王子はかつて養蚕がさかんな地域であることも学習しました。そこで総合的な学習の時間では、１学期に自分たちで蚕を育てることに挑戦しました。蚕は、絹糸を取るために育てるもので、成虫にはしないことも学びました。
　そこで学年のまとめに、保存しておいた蚕の繭から糸取りをすることにしました。資料をよると、１つの繭から取れる糸は１０００ｍにもなるとのことです。初めて、糸取りに挑戦する子供たちも、だんだんと慣れてきて作業もスムーズになりました。午前中から続けていた作業に、午後は保護者に皆様にもお手伝いいただきました。
　糸取りをすすめていくと、やがて繭の中の蚕の姿も見えてきました。幼虫だった時とはあきらかに変わっていた姿に、子供たちは驚いていました。

　先週の金曜日、保護者会の開催に併せて、４年生は２分の１成人式を行いました。１０歳になった記念の式をどんな式にしたいか、どんな姿をお家の方に見ていただきたいか、クラスで何度も話し合いプログラムを決めました。
　外遊びが大好きな４年生は、親子対抗でドッジボールをしたいとのことで、当日も迫力ある試合になりました。その後は、お家の方への呼びかけ、メッセージを語りました。これまでの自分たちの歩みをふりかえるとともに、感謝の気持ちを伝え、子供たち一人一人が自分の夢を発表しました。
　最後は、合唱と合奏を聞いていただきました。平日にもかかわらず、たくさんの保護者の方に見ていただくことができて、子供たちもとてもうれしかったと話してくれました。

　寒さの中にも、春は確実に近付いてきています。厳しい寒さに耐え、美しい花を咲かせています。
　１枚目は、「まんさく」の花です。ほかの花に先がけて咲く「まず咲く」が由来になったとの説もある花です。細長いひも状のちぢれた花で、鮮やかな黄色が特徴的です。花が赤い種類もあるそうです。
　２枚目は、梅の花です。梅の甘い香りが校庭に広がっています。
　３枚目は、木蓮の花の蕾です。中から白い部分ものぞくようになりました。

本日から２日間、中学部では学年末考査が行われます。３年生は都立一般入試を無事に終え、中学校生活最後の定期考査に臨んでいます。１、２年生も必死に試験問題を解いています。最後まであきらめずに頑張ってください。

明後日から始まる学年末考査に向け、中学部の２４名の生徒たちがスペースに参加し、学習ボランティアの大学生、教員、管理職と一緒に学習に取り組んでいます。とても集中しています。さすが館中生です。

　早くも２月が終わろうとしています。昨日は、たてわり班で集まって給食を食べました。いつもとちがう教室で、１年生から６年生が輪になって食べました。食事の合間にしりとりで盛り上がったグループもありました。
　その後は、５年生がリーダーとなって、身近な材料でおもちゃを作って遊びました。５年生からは、来年度はたてわり班のリーダーとなる自覚が感じられました。

　本校には小中それぞれにスクールカウンセラーが勤務しています。中学部担当の山本カウンセラーから２年生に向けて、特別授業をお願いしました。生徒たち誰もが抱える不安やストレスにおしつぶされないように、どうつきあっていくかワークシートを使って考えていきました。この日の学習が、今後の生活の中でいかされる場面がきっと出てくることでしょう。

　気象とその変化についての学習が始まりました。雲や霧の発生の仕組みについて、ペットボトルを使った実験を通して考えました。ペットボトルに圧力をかけておきた状態の変化をどのようにとらえるか、グループで活発な話し合いが行われました。
　これまでの学習で得た知識だけでなく、生活経験をもとにした意見も出され、内容の濃い１時間でした。

　本校中学部では、都立八王子特別支援学校と副籍交流を行っています。副籍交流とは、特別支援学校に通っている生徒が、住んでいる地域の館中学校にも籍を置いて、交流することです。日常的には、学校だよりや学級通信を交換し合い、たがいにどんな学校生活を送っているのか、情報を交換しています。副籍をもつ生徒さんの要望で、まずは館中の人にも、自分たちのことを、自分たちの通う学校のことを知ってほしいという願いがあります。
　そこで、八王子特別支援学校から中村先生をお招きし、交流をしている生徒さんのことや特別支援学校の様子についてのお話をうかがいました。また、知的障害についてワークショップも交え、体験を通して障害理解についても学びました。
　１時間の短い時間設定でしたが、生徒たちは真剣に学習に取り組んでいました。ふだんは別々の学校に通っていますが、同じ地域の仲間という意識を深めていきたいです。

　今朝は、全校でたてわり集会を行いました。生徒会が中心となって、小中の児童・生徒がふれあえるようなゲームを企画しました。今回は、「手つなぎ鬼」です。始めの鬼は、各クラス１名が出されました。つかまったら、どんどん鬼は増えていきます。６分間で何人鬼に捕まらないか、クラス対抗で行いました。
　制服姿の中学生が小さな１年生を追いかけたり、逆に小学生が中学生めがけて走ったりする姿は、まさに小中一貫校ならではの取り組みです。
　今週末には、都立高校の一般入試も控えていますが、ちょっと心も体もリフレッシュできたことでしょう。

　２月１６日（木）、東京都学校歯科医会が主催する、第５１回東京都学校歯科保健研究大会が、歯科医師会館で開催されました。
　本校では、２年連続で、小学校の部と中学校の部のそれぞれで、学校歯科保健優良校として表彰されました。
　この研究大会のスローガンは、「学校と家庭が連携して行う児童生徒の歯・口の健康づくり」です。今回の表彰も、先日いただいた八王子市の学校保健表彰と同様に、保護者の皆様との連携があってこその受賞です。ありがとうございます。

　３年生になると、体育は教科書を使って、新しい保健領域の学習が始まります。年間で４時間程度の学習ですが、健康で安全な生活を営む資質や能力を養うことをねらいとしています。
　子供たちは、普段の生活から「健康である」ことのイメージをもっていますが、学習を通してその認識が一層深まることをねらっています。キーワードは、「栄養」「運動」「休養・睡眠」です。

　卒業まであと、１か月と少しとなった６年生。今回の道徳授業では、「感謝」をキーワードに、日常の生活が人々の支えによって成り立っていることに気付き、感謝する気持ちを行動につながるようにとさせたいとねらいをもって、授業を組み立てました。
　授業を通して気づいたことを、残り少ない小学校生活の中でそして地域で、行動として表していくことができるようになってほしいです。

　小学部では、毎年三学期に全校で縄とび運動を推進しています。短縄では、縄とびカードを使っていろいろな技に挑戦しています。体育委員が検定員になって、できるようになった技の欄にサインをしてくれました。
　先週は昼休みに、全校で長縄を使った八の字とびの記録会を行いました。３分間で何回とべるか、毎回、手に汗握る白熱した記録会になりました。館小伝統の長縄チャレンジ。毎年の取り組んでいる成果が感じられる記録会でした。

　八王子市学校保健会では、毎年、市内各学校の学校保健活動調査をもとに、優れた保健活動や特色ある保健活動をしている学校を審査して、八王子市学校保健優良校及び努力校を決定しています。
　小学校の部で館小学校が、中学校の部では館中学校が、それぞれ努力校として表彰されました。小学部は、小中一貫で歯科健康活動を計画的に実施していること、健康相談や食育に関しても学校全体で取り組み、情報を共有していることが評価されました。
　中学部は、小中一貫校の特色を活かし、生徒の健康課題を把握・分析・考察していることや歯科保健指導、健康相談、食育に関して学校全体で取り組んでいることが評価されました。
　受賞式当日は、歯科校医の和田先生もかけつけて下さいました。
　保護者の皆様の御協力があったからこその受賞と考えています。本当にありがとうございました。

ただいま、帰校しました！
充実の3日間でした。

3日目のスキー実習が終わりました。実習を終えた生徒達の様子と閉校式の様子です。インストラクターの代表の先生から、「みんなとても頑張りました。」と褒めてもらいました。

いよいよ講習も終盤にかかりました。
リフトに乗るのは、最後になります。怪我なく、しっかり麓まで滑ります。

初めてスキーをした生徒たちも、3日間の講習でぐんぐん上達しました。モミの木コースを、一列になって滑っています。