外国語活動_研修会4

次は、椅子を外側に向けて、先生方がお互いに顔が見えない状態で、同じアクティビティーを行いました。
 「I saw a panda.」「 I saw a panda and an elephant.」「 I saw a panda and an elepfant and a monkey・・・」
 また同じゲームをするのか、と思いながら始めましたが、やっていて、さっきとは随分違います。
 初めは、背中合わせで、なんだか変わっていたので面白がっていましたが、10人 15人と続いていっても先ほどとは違って、ちっとも盛り上がりません。楽しくありません。ただ、淡々と動物の名前を思い出して並べているだけです。

 「この違いは何でしょう。」と、ゲームが終わった後阿部先生が問いかけました。
間髪いれずに三浦教諭が「コミュニケーションがないことです。」と、答えました。

 「その通り!」「表情を見合ったり、身振り手振りでヒントが出たり、そういうことがコミュニケーションとして役立っているのです。」「相手を見ないで、ただ、声だけを聞いてのやり取りでは、コミュニケーションが深まらないのです。」

 全員が納得。相手の目を見て、表情を見てコミュニケーションをとることの大切さを実感しました。

 コミュニケーションをとるのに丁度良い間合い(距離)についても習いました。
 これなら、「もっと大きな声で」などといわずに、なるほど自然に声が大きくなります。

 自分を自分自身で誉めることで、児童に自分達の今日の頑張りに気付かせてあげたり認めてあげたりできるなど、たくさんのことを、阿部先生から学ばせていただきました。

 「恩一小では、英語を教えるためだけの外国語活動ではありません。コミュニケーションの能力を高めるための道具として英語を題材にして教えようとしています。目的なのか手段なのかは、見失わないようにしていきましょう。」
 最後に、平田副校長がまとめましたが、まさに、今日の授業・研修会は、恩一小の方向性が、正しいことを学ぶことができました。

 阿部フォード恵子先生、どうもありがとうございました。
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